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【空調のプロが教えます】エアコンのフィルター清掃は重要です!その効果は!
エアコンのフィルター、きちんとお清掃してますでしょうか?
汚れたままで使用したりしていませんか?
エアコンのフィルターを掃除しないと、冷房の効きが悪くなったり、電気代が上がったり、エアコンの故障の原因となります。
今回は、そんなエアコンのフィルター清掃についてご紹介していきたいと思います。
エアコンのフィルター清掃をしないとどうなるの?
①冷房の効きが悪くなる
エアコンはファン(送風機)で部屋の空気を吸い込み、冷たい風をに吹出します。
部屋を快適な設定温度まで冷やすためには必要な風の量が設計されています。
フィルターが汚れると当然風の通りが悪くなり必要な風が減ってしまいます。
そのために冷房の効きが悪くなります。
②電気代が高くなる
エアコンのフィルターが詰まった状態で使用すると(①の状態)、いくら頑張ってエアコンが冷やそうとしても能力が出ていないので部屋が冷えません。
部屋が冷えていないのでエアコンは頑張って冷やし続けようとします。
無駄に頑張った分、無駄な電気代がかかってしまいます。
③エアコンの故障の原因となる
エアコンのフィルターが詰まった状態でエアコンが無駄に頑張るとエアコンは頑張りすぎてヘロヘロになります。
このヘロヘロな状態はエアコンの心臓でもあるコンプレッサーという部品に負担をかけます。
このコンプレッサーが壊れると冷房・暖房が一切出来なくなります。
ちなみに、このコンプレッサーという部品は車でいうとエンジンのようなものです。
部品の値段も高いうえに交換するにはエアコンの中に入っているフロンガスを抜かなければなり手間がかかります。そのため修理費は高額になってしまいます。10万円超えってとこです。
④水漏れの原因になる
冷房時にはエアコンの中では常に結露が起こっています。
結露水はどんどん溜まっていくのでドレンパンという受け皿にためてドレンホースというものを通って室外に排水しています。
エアコンのフィルターが汚れて目詰まりを起こすと空気の通り道が無くなります。フィルターが詰まっているため空気が吸えません。
吸うところが無いので排水のドレンホースから空気を吸ってしまう場合があります。
つまり排水のドレンホースから空気が逆流してしまうのです。
ドレンパンには結露水が溜まっています。
そこにホースを突っ込んでブクブクやるとどうなるでしょう?
そうです。水は周りに飛び散ってしまいます。水漏れです。
エアコンのフィルター清掃のやり方
①フィルター清掃の頻度は?
大抵メーカーの取扱説明書にはは2週間に1回はフィルター清掃をしましょうと書かれているかと思います。フィルターの清掃回数は多いにこしたことはないですが、2週間に1回というのは安全をみた回数なのかなと思います。
一般的な使用をしていれば、冷房と暖房でそれそれシーズン前に1回、そして使用しているシーズン中に1回の年に4回ほどフィルター清掃していれば十分かと思います。
実際に私が仕事でやる時もエアコンの点検と合わせてフィルター清掃をやり回数は4回が多いですね。
②フィルター清掃のやり方は?
a.掃除機でフィルター清掃
フィルターを外して掃除機でホコリを吸います。
先がブラシになったノズル使うと便利です。
先がブラシの先端はエアコンのフィルターだけでなく、扇風機や換気扇のホコリを吸うのにも役立ちます。
b.水洗いでフィルター清掃
水洗いはこの様なホースリールが便利です。
ホースの先端がハンドガンの様になっていてシャワーとかジョロとか水の出かたが選べます。フィルター清掃には一番水圧のあるストレートがおススメです。
水洗いするにちょっとしたコツがあります。
フィルターは空気を吸う面が汚れます。つまり、エアコンのパネルを開けた時に見えている面です。
水洗いするときは、まず汚れた面の反対側から水をかけて洗いましょう。
そうすることで汚れた面付いたたホコリをウラ側から水圧で吹き飛ばす事が出来ます。汚れた面から洗うとフィルターの網目に汚れを押し付けるようになってしまします。
その後に表側を洗い流します。
このフィルターを洗う面については布状のフィルターを洗う時にも効果をはっきします。